生きろ。

みいたろ。の生まれてから今に至るまでの自叙伝。

小学校5年生5月

 

まだ性授業がある前のこと。

 

ある日パンツが血で真っ赤になった。

「生理」の存在を知らなかったわたしは

どこからの出血かわからず

もしかしたら、自分は死ぬかもしれない。

と3日間ほど誰にも言えずに

今日死ぬかもしれない。

とドキドキしていた。

 

出血を止める方法がわからず

パンツにびっしりとトイレットペーパーを

敷き詰め、休み時間は毎回トイレへ駆け込む。

そんな3日間を過ごし

精神的に追いやられたわたしは

意を決して友達に出血していることを

相談してみた。

 

びっくりしなくても大丈夫だよ。

病気じゃないから

帰ったらお母さんに言うといいよ。

お母さんがきっと準備してくれてる。

 

???

 

どういう意味だろう、、、

と思いつつ帰って母に出血のことを

伝えてみた。

 

母はそうかそうか。

 

と言い、タンスから

生理用パンツを出し

ナプキンのあて方を教えてくれた。

 

明日は赤飯にしよう。

 

母が言った。

なんだか恥ずかしかった。

 

 

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